ボアホールレーダ
【原 理】
地中レーダ探査のアンテナをボーリング孔内用に改良挿入して電磁波を放射し、杭からの反射波を測定することにより根入れ深度を二次元の断面図で表すことの出来る探査方法です。測定対象物は鋼矢板、鋼管杭、PC杭、場所打ち杭などに有効です。松杭の場合は地盤状況により有効な場合があります。
【鉛直孔】
ボーリング孔は対象物から0.5m以内を目安に配置し、深度は対象物の推定深度より3〜5m程度深く掘削します。ボアホールレーダの記録はボーリングと対象杭の距離に大きく左右されるため、より近傍であることが望ましいです。
■鉛直孔 測定概要図
【斜孔】
右図の様にボーリングを対象杭方向に斜孔掘削し、測定することにより、杭の配列や間隔を把握する際に有効な手法です。この場合もボーリング孔と対象杭の間隔は0.5m以内が目安です。
■斜孔 測定概要図
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